2010年06月26日

お勧めの本「腰痛ガイドブック」他

年に一度ぐらいしかお勧めの本のページを更新しないこともあり、このサイトを興味深くご覧いただいている皆様には本当に申し訳なく思っています。

私は本が好きで、常に読んでいますが、読後感というのは、その時々で違ってくるものだと思っています。

一度読んでしばらくしてまた読むと、その本のよさが、より際立つこともありますし、がっかりすることもあります。

今回お勧めの本のページに掲載させていただいたのは次の四冊です。

<腰痛関連本>
長谷川淳史著 「腰痛ガイドブック」根拠に基づく治療戦略
       「急性腰痛と危険因子ガイド」

<アドラー心理学関連本>
岩井俊憲 著 「心の雨の日の過ごし方」
       「勇気づけのリーダーシップ心理学」


若干これらの本について僭越ながら言及させていただきます。

まず腰痛関連本についてです。

腰痛研究及び腰痛関連情報収集については、日本において長谷川淳史氏の右にでるものはいないと思っておられる方も多いかと思います。
その情報収集能力は言わずもがな、情報の信憑性を見抜く視線の置き所及びセンスは相変わらず光っておられるようです。

私はアドラー心理学を学び始めてからというもの、主観と客観的事実をきっちり分けるということの重要性を常に肝に銘じるようになりまして、これはいまやグリーンライトネットワークの活動におきましても、方向性の判断等に非常に役に立っております。

長谷川氏の著作の素晴らしさは、主観を徹底的に排除して書かれているところでしょう。

主観を持ってして痛みについて語る自由は誰にでも与えられておりますし、それによって患者さんが救われるのであればかまわないとも思っています。

しかしながら患者さんに安心を与えるためにはやはり科学的根拠に基づいた情報を最優先に提示することが一番大事ではないでしょうか?その後については患者さんのご意志を優先させればいいのでは?と思います。

当会の「腰痛ゼミナール」においても、また「腰痛を知る」のパンフについても、初めて情報に触れられる皆様が、数値化されたグラフ等の客観的データーがあるからこそ、耳を傾けてくださるのだということは常々感じているところです。

また慢性化した患者さんにつきましても、長谷川氏の著書に記載があるように、認知療法・認知行動療法により、当会の掲示板等での適切なアドバイスのもと、痛みに対する不安感の軽減、痛みからの自立と、時間はかかりますが、再発も少なく効果を上げているところです。

長谷川氏のおっしゃるところを長年拝見しておりますが、「ほとんどの腰痛は安心なものである。」ということを一貫して伝え続ける姿勢は変わりません。ことさらに不安をあおり、様々な治療に関する情報が氾濫する中、この姿勢を変わらず持ち続けていることは驚嘆に値します。

「腰痛ガイドブック」は、患者さんを勇気づける本として「腰痛は怒りである」「ヒーリングバックペイン」と共にお手元においていただけると、ここぞというときに力の湧く一冊になることでしょう。

患者さんには「腰痛ガイドブック」を、また医療関係の先生方には参考文献として「急性腰痛と危険因子ガイド」をお勧めいたしたいと思います。ぜひお手にとってご覧いただければ幸いです。

また当会の「腰痛を知る・患者さんのためのガイドブック」第10版は年内に増刷予定ですが、最終ページにお勧めの本のページがあり、そちらにも「腰痛ガイドブック」を掲載することにいたしました。

より多くの皆様の目に触れることを、そして読む治療薬としての効果をもたらしてくれるだろうことを大いに期待しております。

次にアドラー心理学関連本です。

どちらもヒューマン・ギルドの岩井俊憲代表の本です。
私はおかげさまで、ヒューマン・ギルドにご縁をいただき、ライフスタイルの変化に伴い、リーダーとしての研鑽を重ねさせていただいています。

「心の雨の日の過ごし方」は、今現在自分自身が恵まれぬ環境にあると感じていらっしゃる方へ勇気を、また「勇気づけのリーダーシップ心理学」においては、リーダーとして各方面でご活躍の皆様への指針を与えてくれることと思います。

特に「勇気づけのリーダーシップ心理学」は、現在なんらかのリーダーシップを取られて活躍されておられる皆様に、日々の内省、自分への勇気づけのため、ぜひお読みいただきたい一冊です。

本日この4冊を「お勧めの本」のページに掲載いたしました。
どうぞご覧いただければ幸いです。
http://astore.amazon.co.jp/sumama-22

最後になりますが、勇気づける人と勇気をくじく人の定義を「勇気づけのリーダーシップ心理学」より抜粋して記載しておきます。

*自己受容していること
自己受容している人は、自分を肯定していると共に他者をも肯定する。
それに反して自己嫌悪している人は、他者を否定する

*目的(未来志向)
勇気付ける人は未来志向の発想をするが、勇気をくじく人は、過去の否定的要因に関して決め付け的な発想をし「なぜ、どうして」を連発する

*聴き上手
相手との関係を良好にし情報が入り、相手の問題解決に役立つ
それに対して、勇気をくじく人は自分の主張ばかりをしたがる

*大局を見る
全体を認めること、この逆は「重箱の隅をつつく」「木を見て森を見ず」

*違いを認め合うことこそ相互尊敬・相互信頼
違うからこそ、相手の人格を尊重する。
逆は「自分とは違うものを排斥する」

*尊敬と信頼で動機づける
逆は「恐怖で動機付ける」 
信頼は条件付ではなく相手をそのまま受け入れ認めることである。

*ユーモアのセンスがある
ユーモアには、ピンチをチャンスに変える力がある

患者さんは、痛みにより生きることに対して勇気をくじかれている状態にあると私たちは考えています。

より多くの患者さんが、勇気づけの情報、そして勇気付けをしてくださる医療関係者にめぐり合うことを願ってやみません。

****現在受付中の会員さん主催セミナー***

*横須賀開催・腰痛セミナー治る根拠
http://www.green-light.jp/stresscare.htm#yokosuka
うみかぜカイロプラクティック・玉田篤史先生
すでに満席とのことですが、若干名まだ入れるそうです。
http://umikaze-chiro.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post.html

*EFTイントロ講座・東北(盛岡・山形・仙台にて開催)
らくらく操体サロンえがお・鈴木浩子先生
http://rakurakuegao.com/index.php?EFT%A5%BB%A5%DF%A5%CA%A1%BC%B0%C6%C6%E2

<お問い合わせは、GLNか玉田先生、鈴木先生へお気軽にどうぞ>



posted by 高橋 直子 at 21:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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